季節や体調に合わせた「食養生」のヒントを発信しています。

「梅雨時期の心と体の除湿ケア」胃腸トラブル、気分の落ち込みに ー 芒種の養生 ー

目次

芒種とは

6/6~6/20頃を「芒種(ぼうしゅ)」といいます。

稲や麦など穂の出る植物の種を蒔くころ。

日本では本格的な梅雨の始まりです。

梅雨時期の心と体の除湿ケア

6月は湿気が増えて気温も上がり、体がどことなく重く感じやすい季節です。
最近、だるさを感じている方も多いのではないでしょうか。

梅雨に弱りやすい五臓の脾

梅雨の時期は五臓の「脾(ひ)」が弱りやすいとされています。

「脾(ひ)」は食べ物を消化して体に必要なエネルギーへ変える五臓です。
さらに、水分代謝にも関わっているため、脾の働きが弱まると体内の水分も滞りやすくなります。

日本は海に囲まれた湿気の多い島国のため、大気中の湿気による邪気である「湿邪(しつじゃ)」の影響を受けやすいもの。

梅雨になると、この湿邪の影響が強まり、湿気を嫌う脾の働きが更に弱まりやすく、

  • 食欲不振
  • むくみ
  • 軟便・下痢
  • 胃もたれ
  • 体が重だるい

といった症状の方が増えてきます。

日本のドラックストアに胃腸薬が多くそろっているのは、この湿邪の影響が少なからず関わっているのかもしれません・・。

梅雨は”心の湿気”にも注意しよう

湿気が多くなると、何となく気分までどんより重く感じる日が増えてきますよね。

中医学では、「湿気は脾(ひ)を弱らせ、脾が痛むと思い悩みやすくなり、思い悩むと脾を傷める」とされています。

  • なんとなく気分が重い
  • くよくよ考えすぎる
  • 気持ちが沈む

こうした心の重だるさ、もしかすると湿気の影響かもしれません。

体も心も重さを感じた時は、できるだけ部屋の除湿を心掛けたり、ストレッチや、雨が降っていない日は散歩をして体を動かすのもおすすめです。

運動する時間がなかなか取れない方は、好きな香りの入浴剤を入れた湯船にゆっくり浸かり、軽く汗をかいてリフレッシュするのも良いですよ。

思い悩みやすい時期だからこそ、映画やドラマ、音楽など、自分の趣味を楽しんで「心の除湿」をしていきましょう!

食養生 ー 小豆 ー

湿気が多く、むくみや胃もたれ、だるさを感じる時期におすすめの食材は「小豆(あずき)」です。

小豆には利水(りすい)の働きがあり、体にたまった余分な水分を排出するとされ、むくみ、重だるさ、下痢に効果があります。

さらに、体にこもった熱や老廃物を排出する「解毒」の働きもあるので、梅雨や夏場に増える、吹出物や口内炎にも。

梅雨時期の内側からの除湿にピッタリの食材ですよね

小豆粥や小豆茶はもちろん、多めにゆでて冷凍しておくと、スープやサラダ、カレーなどにも使えて、日々の料理に取り入れやすくなりますよ◎

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