季節や体調に合わせた「食養生」のヒントを発信しています。

PMS

生理前に心や体にいろいろな不快症状が起こるもので、生理が始まるとその症状は消えてしまうもの。

漢方ではホルモンの変化によって「気」「血」「水」のバランスが崩れることにより不調が発生すると考えられています。

私自身もPMSの症状に悩まされることが多く、月によって症状も様々。
先月は腹痛が辛かったのに、今月は些細なことでイライラしたりと、不調が出やすい時期だなと感じています。

本当は不調が出る前から体を整えて元気に過ごせることが理想。
でも、忙しい毎日の中では、なかなかそれが難しいものですよね。

この記事が、少しでも症状緩和や、安心につながれば嬉しいです。

そして、生理前後は無理をし過ぎないことが一番です。
日頃がんばっている自分を優しく労わってあげてください。

目次

PMSの主な原因

PMSの主な原因はホルモンバランスの乱れによる下記の要因があります。

  • 気滞(きたい)
  • 瘀血(おけつ)
  • 水滞(すいたい)
  • 気虚(ききょ)
  • 血虚(けっきょ)

気滞

他にこんな症状のある方

・ イライラ、気分が不安定
・ 便秘
・ 胸やお腹の張り感
・ ゲップやガスが出やすい

養生食材

 春菊/セロリ/パセリ/柑橘類/レモンバーム/カモミール/ジャスミン

日常で注意したいこと

 ストレスは気の滞りを発生させてしまうので、仕事や家事で根を詰め過ぎず「もっとできる」と思ったところで一度手を止めることも大切です。

 ヨガや複式呼吸などでゆっくり心を落ち着かせたり、好きなアロマを取り入れることもおすすめ。

瘀血

他にこんな症状のある方

・ 肩こり、腰痛
・ 目の下のくすみが気になる
・ 生理痛が強い

養生食材

 玉ねぎ/にら/みょうが/もも/酢/紅花/サフラン/黒砂糖

日常で注意したいこと

 座りっぱなしや立ちっぱなしなど長時間同じ姿勢は血の流れを滞らせてしまうため、1時間に1回は肩や足回りのストレッチを行い血流を促しましょう

 また、冷えは滞りの原因になります。
 お風呂はなるべく湯船に浸かって体を温めることが大切。
 体が温まると気持ちもほぐれて巡りもより良くなります。

水滞

他にこんな症状のある方

・ 体が重だるくなる
・ 下半身の浮腫みが気になる
・ めまい、吐き気
・ 頭痛

養生食材

 とうもろこし/豆類/せり/セロリ/なす/きゅうり/トマト/水菜

日常で注意したいこと

 体の水分代謝が滞ると不調の原因になり、下半身に水分がたまると浮腫み、上部にたまると、めまいや吐き気につながることがあります。
 不調がひどくなければウォーキングなど少し汗ばむ程度の運動がおすすめです

 また、冷たい飲食物は水巡り悪化の原因になるため、なるべく控えめに。  

気虚

他にこんな症状のある方

・ 疲れやすい
・ 倦怠感
・ 普段より眠い
・ 下痢

養生食材

 米類/豆類/鶏肉/牛肉/山芋/かぼちゃ/キャベツ/椎茸/高麗人参/なつめ

日常で注意したいこと

 気不足のときは消化機能も弱りやすくなります。
 胃腸に負担をかけないよう、消化に良い食事を心掛け、脂っこいものは控えめに

 また、汗をかきすぎると、「気」も一緒に消耗してしまうため、サウナや長風呂は避けた方が安心です。
 
 気力が湧かないときは無理せず休息を。
 早寝早起き、そして、朝ごはんをしっかりとることが養生のポイントです

血虚

他にこんな症状のある方

・ 眠いけど寝付けない
・ 夢が多い
・ 不安感
・ 目が疲れやすい

養生食材

 ほうれん草/にんじん/百合根/レバー/あなご/ひじき/黒ゴマ/なつめ/クコの実

日常で注意したいこと

 目を使いすぎると「血」を消耗してしまうため、スマホやパソコンの長時間使用には気をつけましょう。
 特に夜は、気血をしっかり補う大切な時間。
 できれば23時までの就寝を心がけるのが理想的です。

 朝は一日のエネルギーを蓄える時間でもあります。
 朝食をしっかりとることを意識して、体を内側から温めてあげましょう。

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