啓蟄とは
3/5~3/19頃を啓蟄といいます。
春の陽気に誘われ、土の中の虫たちが動き出す頃です。
啓蟄の過ごし方 ー 緩めるを意識してみて! ー
年度末や新生活の準備などで忙しく過ごしている方も多いのではないでしょうか。
元気でいたいのに、イライラや憂うつ感、頭痛や肩こりなど小さな不調を感じることはありませんか?
その不調、寒暖差による自律神経の乱れかも?
日中は暖かさを感じる日が多くなりました。
しかし、朝晩との気温差が激しく、その差が7℃以上になると寒暖差により自律神経が乱れやすくなります
自律神経が乱れると、
- 体の不調 冷え、頭痛、肩こり、胃腸障害
- 気持ちの不調 イライラ、憂鬱、倦怠感
などの症状が現れがちです。
対策は、深呼吸やストレッチなど心身を緩めること!
春の養生はのんびりリラックスがポイントです
深呼吸は呼吸は鼻から3秒吸って、口から6秒吐く。これを意識してやってみてください。
寝る前のストレッチやヨガもおすすめですよ!
忙しい合間にがんばっている自分を労わってくださいね。
目も休めてみて
春に不調を感じた時。
自律神経と共に労わってほしいのが目です。
目は自律神経を主る五臓の「肝」と関係が深く、乱れると疲れ目、目の充血の症状が出やすくなります
肝の働きの中には「血」を貯蔵する機能があり、不足すると目に栄養が届かなくなり目の不調が出やすくなるのです。
スマホやパソコンもほどほどに。
「目」を意識して休めてあげてください
目を閉じて深呼吸やストレッチは、とても良いリフレッシュになります!
食養生 ー にんじん ー
目の不調でイチオシ食材は「にんじん」です。
にんじんに含まれるβ-カロテンは体内でビタミンAに変わり、肌や粘膜を守る効果があります。
粘膜が保護されることにより、目の乾燥や視力を防止する効果が期待できるのです。
薬膳的にも「肝」の働きを助け「血」を補う効果があるので目の不調にピッタリ食材
胃の粘膜も保護してくれるので胃の不調にも効果的!
ビタミンAの粘膜を守る効果は、この時期悩ましい花粉症や肌荒れにも嬉しいですよね!
油と相性が良く、油で調理するとβ-カロテンの吸収がアップします。
一年を通して食される食材ですが、目の疲れを感じたらぜひ取り入れてみてください。