「日常の食事に薬膳を取り入れたい!」と思っている方へ
ここでは、漢方の「陰陽論」をベースに食材選びのコツをお話していきます。
目次
始めに、薬膳とは?
漢方理論をベースに
・ ひとりひとりの体質
・ 四季の変化
に合わせた食材を選び、
心身の健康を回復・維持・増進をはかる食事の方法です。
漢方理論の3つの柱 ① 陰陽論
陰陽論とは?

陰陽とは互いに相対し常にバランスを取っている概念をいいます。
自然界で例えると、
夏至が最も「陽」が極まっているとき、冬至が「陰」が極まっているときで、
夏の暑さ(陽)が盛りを過ぎれば、必ず秋の涼しさ(陰)が訪れるというものです。
日々の食材にも陰と陽の組み合わせがあり、薬膳では季節と体質に合わせ、陰陽のバランスを整えることが大切という考え方です。
食材の性質 ー 温める食材は?冷やす食材は? ー

具体的には、
夏は「陽」の気が強いので余分な身体の熱を冷ます「陰」の食材を
冬は「陰」の気が強いので内側から体を温める「陽」の食材を
というもの
冬に冷え性が辛い方は、
体を温める
・羊肉
・長ネギ
・ニラ
・生姜
などの食材をとると陰陽のバランスが整い、内側からの体質改善が期待できる!という考えです。
冬には体を温める食材が旬であり、夏にはトマトやキュウリなどが旬としてスーパーで多くみられますよね!
旬のものを取り入れると、自然と陰陽論の理に叶った食材選びができます。
スーパーでの食材選びの際、
これを意識すると内側からの冷え対策、暑さ対策になるので
取り入れてみてはいかがでしょう
