季節や体調に合わせた「食養生」のヒントを発信しています。

冷え症

目次

冷え症のタイプ

冷え症の主な原因は、体質によって次のようなタイプに分かれます。

  1. 全身が冷える(気虚)
  2. 四肢末端が冷える(血虚)
  3. 上半身は暑いのに下半身が冷える(瘀血)
  4. ストレスを感じた時に冷える(気滞)

全身が冷える(気虚)

体を温める力の「気」が不足すると、巡らせる力も弱まってしまうため全身が冷えやすくなります。
体温が低く、季節に関係なく冷えを感じやすいのも特徴です。

他にこんな症状がある方

  • 疲れやすい
  • 食欲がない
  • 風邪をひきやすい
  • 下痢しやすい

養生食材

 米類/豆類/長芋/じゃがいも/かぼちゃ/鶏肉/キャベツ/椎茸

日常で注意したいこと

■  エネルギーをしっかり満たす
 気虚体質の方はエネルギーが不足しやすいので、無理をし過ぎず、体を休めてしっかり充電することが大切です。

■ 脾に負担をかけない食事を

「気」を作り出す脾に負担をかける「冷たいもの、脂っこいもの、生もの」は控えるようにしましょう。

■ 胃腸にやさしい食べ方を
 胃腸に負担をかけないよう、食事はしっかりよく噛んで食べることが大切です。

四肢末端が冷える(血虚)

血は体温や栄養を運ぶ役割を果たしています。
その血が不足すると末端まで体温が行き届かなくなるため、手足が冷えやすくなります。
手先、足先に氷のような冷たさを感じるのが特徴です。

他にこんな症状がある方

  • 目が疲れやすい
  • 爪が割れやすい
  • 眠いのに寝付けない
  • 夢が多い

養生食材

 黒豆/ひじき/黒ゴマ/にんじん/ほうれん草/ピーナッツ/イカ/タコ

日常で注意したいこと

■ 早めに寝て、しっかり血を養う
 血は夜に作られるといわれています。
 なるべく早い時間に寝て、十分な睡眠をとることが血を増やすために大切です。

■ 血を消耗しすぎないようにする
 汗をかきすぎると血を消耗してしまいます。
 血虚体質の方はサウナや岩盤浴、長時間の入浴は控えめにすることが大切です。

上半身は暑いのに下半身が冷える(瘀血)

デスクワークなどで長時間座った状態や運動不足により血の巡りが滞ると、下半身に血が行き渡りにくくなります。
巡りきれなかった熱は上半身に偏るため、「足は冷えているのに、顔がほてる」状態が起こります。

他にこんな症状がある方

  • 肩こり、腰痛
  • 目の下のクマが気になる
  • 下の裏の舌下静脈が張っている
  • 生理痛が刺すように痛い

養生食材

 玉ねぎ/にら/にんにく/生姜/ネギ/青梗菜/酢

日常で注意したいこと

■ 同じ姿勢を続けないようにする
 長時間同じ姿勢でいると、血の流れが滞りやすくなります。
 一時間に一度は肩や足回りのストレッチを行い、血流を促しましょう。

■ 湯船に浸かって体を芯から温める
 お風呂はなるべく湯船に浸かるのがおすすめです。
 体を芯から温めることで、滞っている血流の巡りが整いやすくなります。

ストレスを感じた時に冷える(気滞)

緊張した時にに手足が冷たく感じたとこはないですか?
ストレスで気の巡りが滞ると血の巡りも悪化するため、冷えを感じやすくなります。

他にこんな症状がある方

  • イライラしやすい
  • 気持ちの浮き沈みが激しい
  • ゲップやガスが出やすい
  • 胸やお腹が張る

養生食材

 玉ねぎ/セロリ/グリーンピース/柑橘類/ジャスミン/レモンバーム/カモミール

日常で注意したいこと

■ ストレスを溜め過ぎない
 ストレスは「気」の滞りを滞らせてしまいます
 仕事や家事で根を詰め過ぎず、こまめにリフレッシュする時間を作ることが大切です。

■ ゆっくり吐く深呼吸を取り入れる
 日常のふとした時に、息を吐く時間を長めにした深呼吸もおすすめです。
 気の巡りが整い、心が落ち着きやすくなります。

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