冷え症のタイプ
冷え症の主な原因は、体質によって次のようなタイプに分かれます。
- 全身が冷える(気虚)
- 四肢末端が冷える(血虚)
- 上半身は暑いのに下半身が冷える(瘀血)
- ストレスを感じた時に冷える(気滞)
全身が冷える(気虚)
体を温める力の「気」が不足すると、巡らせる力も弱まってしまうため全身が冷えやすくなります。
体温が低く、季節に関係なく冷えを感じやすいのも特徴です。
他にこんな症状がある方
- 疲れやすい
- 食欲がない
- 風邪をひきやすい
- 下痢しやすい
養生食材
米類/豆類/長芋/じゃがいも/かぼちゃ/鶏肉/キャベツ/椎茸
日常で注意したいこと
■ エネルギーをしっかり満たす
気虚体質の方はエネルギーが不足しやすいので、無理をし過ぎず、体を休めてしっかり充電することが大切です。
■ 脾に負担をかけない食事を
「気」を作り出す脾に負担をかける「冷たいもの、脂っこいもの、生もの」は控えるようにしましょう。
■ 胃腸にやさしい食べ方を
胃腸に負担をかけないよう、食事はしっかりよく噛んで食べることが大切です。
四肢末端が冷える(血虚)
血は体温や栄養を運ぶ役割を果たしています。
その血が不足すると末端まで体温が行き届かなくなるため、手足が冷えやすくなります。
手先、足先に氷のような冷たさを感じるのが特徴です。
他にこんな症状がある方
- 目が疲れやすい
- 爪が割れやすい
- 眠いのに寝付けない
- 夢が多い
養生食材
黒豆/ひじき/黒ゴマ/にんじん/ほうれん草/ピーナッツ/イカ/タコ
日常で注意したいこと
■ 早めに寝て、しっかり血を養う
血は夜に作られるといわれています。
なるべく早い時間に寝て、十分な睡眠をとることが血を増やすために大切です。
■ 血を消耗しすぎないようにする
汗をかきすぎると血を消耗してしまいます。
血虚体質の方はサウナや岩盤浴、長時間の入浴は控えめにすることが大切です。
上半身は暑いのに下半身が冷える(瘀血)
デスクワークなどで長時間座った状態や運動不足により血の巡りが滞ると、下半身に血が行き渡りにくくなります。
巡りきれなかった熱は上半身に偏るため、「足は冷えているのに、顔がほてる」状態が起こります。
他にこんな症状がある方
- 肩こり、腰痛
- 目の下のクマが気になる
- 下の裏の舌下静脈が張っている
- 生理痛が刺すように痛い
養生食材
玉ねぎ/にら/にんにく/生姜/ネギ/青梗菜/酢
日常で注意したいこと
■ 同じ姿勢を続けないようにする
長時間同じ姿勢でいると、血の流れが滞りやすくなります。
一時間に一度は肩や足回りのストレッチを行い、血流を促しましょう。
■ 湯船に浸かって体を芯から温める
お風呂はなるべく湯船に浸かるのがおすすめです。
体を芯から温めることで、滞っている血流の巡りが整いやすくなります。
ストレスを感じた時に冷える(気滞)
緊張した時にに手足が冷たく感じたとこはないですか?
ストレスで気の巡りが滞ると血の巡りも悪化するため、冷えを感じやすくなります。
他にこんな症状がある方
- イライラしやすい
- 気持ちの浮き沈みが激しい
- ゲップやガスが出やすい
- 胸やお腹が張る
養生食材
玉ねぎ/セロリ/グリーンピース/柑橘類/ジャスミン/レモンバーム/カモミール
日常で注意したいこと
■ ストレスを溜め過ぎない
ストレスは「気」の滞りを滞らせてしまいます
仕事や家事で根を詰め過ぎず、こまめにリフレッシュする時間を作ることが大切です。
■ ゆっくり吐く深呼吸を取り入れる
日常のふとした時に、息を吐く時間を長めにした深呼吸もおすすめです。
気の巡りが整い、心が落ち着きやすくなります。
